ぬまづのまちなみ

僕らが初めて路上に出たのは中学3年のときでした。

はじめは一日中唄ってても、

誰一人立ち止まることはなかった。



一日中、同じ場所で、誰一人聞いていない場所で、うたってた。

その分、初めて足を止めてくれた人のことは今でも覚えてる。

その一回きりだったけど。

その時うたった歌がなんだったのか？それも覚えてる。



回を重ねていくうちに、次第に人が足を止めてくれるようになった。

そのころ、初めて「ファン」になってくれた子がいた。

「ファンになる」っていうのは、つまり、毎週路上に遊びにきてくれるということ。

ソフトクリームを食べながら僕らの歌に足を止めたその子は

当時まだ小学生だった。



僕らが高校生になると、同年代のお客さんが増えた。

時には路上ライブで50人ぐらい集まる時もあった。



その頃と今と

沼津の町並みはだいぶ変わった。



僕らが毎週唄っていた「こいこい広場」はなくなってしまった。

大きなビルが建ち、地下道も広くなった。

昔の面影がだんだんなくなっていくような気がした。




でも


今日の路上で感じたことがある。

やっぱり僕は

僕らの原点である沼津が好きです。



僕らは路上を始めたあの頃から7歳年をとった。

当時中学3年生だった僕らは22歳になった。

当時小学生だったファン第一号の女の子は18歳にもなった。



時間とともに変わっていくこの世界で

変わらないものは何一つないけど

絶え間なく流れる時間の中だからこそ

感じることができる「今」があるんだろう。

まるで永遠のように感じることができる、

「この場所が好き」という感情とともに。













今日は沼津路上、盛り上げてくれてありがとう( ｀ー´)ノ

久々の沼津はあたたかかったです☆

はやくまた地元でライブやりたい！！ヽ(｀▽´)/

次は28日の富士でのライブかな？

みんなCOCOAに会いにきてね♪